抱合だきあい)” の例文
「はい、抱合だきあい心中で御座います。今朝、照ヶ崎の海岸へ引き揚げられまして。なんとも、はや……はい。ただ今、雨戸をお開けいたします」
(新字新仮名) / 富田常雄(著)
孫文はつとに共産党に対して抱合だきあい政策を取っていた。共産主義は三民主義の一部であるとして、共産主義の実行はそのまま三民主義に通ずるという考えだった。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)