扮装ヤツ)” の例文
旧字:扮裝
つまり祭祀の時の神として来向ふ若干の神人が、臨時に山中・海島に匿れて物忌みの後、神に扮装ヤツして来ると言ふ風が、半定住の形を採つたのである。
その都度、扮装ヤツした神及び伴神が現れて、土地の精霊に降服起請を強ひるのが詞の内容であつた。此が即ことゞひで、後世の所謂いひかけ・唱和及び行動伝承としての歌垣のはじめに当る。