手爾於波テニヲハ)” の例文
ざ自分が筆を執る段となると仮名遣いから手爾於波テニヲハ、漢字の正訛せいか、熟語の撰択、若い文人が好い加減に創作した出鱈目でたらめの造語の詮索せんさくから句読くとうの末までを一々精究して際限なく気にしていた。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)