憶病おくびょう)” の例文
憶病おくびょうなはなしだが、ぞオっと水をあびせられたようにうしろをふりかえると、外套も帽子もないずんぐり男が斜めにさしこむわずかな月光のなかに
放浪作家の冒険 (新字新仮名) / 西尾正(著)
氏は都会っ子的な上皮うわべの強がりは大分ありますがなかなか憶病おくびょうでも気弱きよわでもあります。