憂苦労うきくろう)” の例文
旧字:憂苦勞
実はわしの忰山之助と申す者と三年前から巡礼を致して、長い間旅寝の憂苦労うきくろうを重ね、ようやく今日あだを討ちましたが、山之助は先達せんだって仔細有って亡なりました、それ故に手前忰の嫁故引取り娘に致して
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)