“感傷家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんしょうか50.0%
センチメンタリスト50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「君は、感傷家かんしょうかでありすぎる。もっと神経をふとくしていることだね。ことに、こんな熱帯の孤島では、ビールだるにでもなったつもりで、のんびりやることだ」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
君はまた自然の儘で、稚い、それでも銀の柔毛にこげを持つた栗の若葉のやうに真純な、感傷家センチメンタリストであつた。それは強い特殊の真実と自信と正確さを持つた若葉だ。
抒情小曲集:04 抒情小曲集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)