惋絶わんぜつ)” の例文
れ唯己がまゝに鳴くなり、しかも人をして凄絶せいぜつ惋絶わんぜつならしむ、詩人の天地に於ける亦固より彼の音響なり、渠れ唯己がまゝに歌ふ、其節奏は固より彼れの節奏なり、其音響は固より彼の音響なり
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)