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悪疫
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えやみ
ふりがな文庫
“
悪疫
(
えやみ
)” の例文
というのは、海に乗り出すと間もなく、船内に、それは得体の知れない、
悪疫
(
えやみ
)
がはびこってきたからでした
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それからというもの私は、もしやしたら父と
悪疫
(
えやみ
)
との間に、何か不思議なつながりがあるのではないか——ないかないかと、それのみをただ
執念
(
しゅうね
)
く考えつめるようになりました。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
と言った横蔵の唇が、いつになく
物懶
(
ものう
)
げであったように、それから数日後になると、果たしてステツレルの出現と合わしたかのごとく、城内には、
悪疫
(
えやみ
)
の芽が
萌
(
も
)
えはじめてきた。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“悪疫”の意味
《名詞》
悪疫(あくえき)
人に移りやすかったり、多くの人を死なせるような伝染病。
(出典:Wiktionary)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
疫
常用漢字
中学
部首:⽧
9画
“悪疫”で始まる語句
悪疫船
悪疫質
悪疫蔓延