悚然ぎょっ)” の例文
八階でエレベーターを降りて、自分の事務室の方へ一歩踏み出した私は、悚然ぎょっとして、其処へ立ち止まってしまったのです。
お園は悚然ぎょっと立ち淀みましたが、まだその懐の前に掻い抱く袖を開こうとはしません。