“恐山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おそれざん75.0%
おそれさん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おじいさんに恐山おそれざんへでも連れてってもらうがいい。熊とおじいさんと三人で住むんだ。」
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「君、恐山おそれざんという山は、よっぽど高い山かね」
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
清兵衛は慇懃にうなずくと、真北のほうを指して、「ちょうど霧隠れになっておりますが、あれは恐山おそれさんといって、北郡のしるしになる山でございます。あれをひと目見たいばかりに」
ボニン島物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)