怪異ふしぎ)” の例文
幽かな音に対しても木精こだまを返すに過ぎないのであって、そうしてこの鸚鵡蔵も、それと同一なのであったが、無智の山国の人達には、怪異ふしぎ存在ものに思われているのであった。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)