忠臣蔵ちゅうしんぐら)” の例文
旧字:忠臣藏
彼の方で懐しがって近寄って行くと、相手は忠臣蔵ちゅうしんぐらの師直の様に、ついとそっぽを向くかと思われた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
私はふいと、絵本で見る忠臣蔵ちゅうしんぐらの行列を思出し、ああ勇しいと感じた。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)
忠臣蔵ちゅうしんぐらといえば堅牢けんろうな土蔵ぐらいに心得ているのだろう。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)