“徳本峠”の読み方と例文
読み方割合
とくごうとうげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八月の末になりますと、徳本峠とくごうとうげの頂あたりが真赤になって、九月の上旬になりますと、神河内かみこうちのもみじがととのって参ります。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いずれにしても新雪期はなかなか時間が長くかかるから、単に一ノ俣の小屋に行くだけで常念山脈に興味をもたぬなら、徳本峠とくごうとうげを越すか、沢渡さわんどを廻る方がいいと思った。
単独行 (新字新仮名) / 加藤文太郎(著)