微粒びりゅう)” の例文
みぎわの水を、仔細に見ると、それは水その物が黄色いのではなく、砥石といしを粉にくだいたような黄色いすな微粒びりゅうが、水にじっていちめんにおどっているため、にごって見えるのであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)