微塵玉みじんだま)” の例文
一度戸口のしきいのみぞにはまった小さい微塵玉みじんだまをほじっていて、頭上からかれにどなられたとき、の前にかみなりが落ちてきたように正九郎はおじけてしまったのである。
空気ポンプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)