御音声ごおんじょう)” の例文
幼な心に何の事とも分らず聞いておったあの咄々とつとつとした御音声ごおんじょうが、いまだに耳の中で聞えている。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
幼な心に何の事とも分らず聞いてをつたあの咄々とつとつとした御音声ごおんじょうが、いまだに耳の中で聞えてゐる。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)