“御障(おさは)” の例文
畏れ多い事だが、上(かみ)御(ご)一人(にん)に御障(おさは)りさへなければ、日本国中、誰一人、死んぢやならねえといふ人間はねえんだ。畜生め、承知しねえぞ。
それでございますから、二条大宮の百鬼夜行(ひやつきやぎやう)に御遇ひになつても、格別御障(おさは)りがなかつたのでございませう。
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)