御酒代おみきがわ)” の例文
夕七ツ時、重吉が胴ノ間のランビキにとりつき、御酒代おみきがわりの水をとっていると、上のほうで、大勢でなにか息巻いているような声がする。
重吉漂流紀聞 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)