御起おおき)” の例文
その晩細君は土鍋どなべへ入れたかゆをもって、また健三の枕元にすわった。それを茶碗ちゃわんに盛りながら、「御起おおきになりませんか」といた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)