御袴おはかま)” の例文
やがて、御独で御膳を引寄せて、朝飯を召上ると、もう銀行からは御使でした。そそくさと御仕度をなすって、黒七子くろななこの御羽織は剣菱けんびしの五つ紋、それに茶苧ちゃう御袴おはかまで、りゅうとして御出掛になりました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)