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御綱柏
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ミツナガシハ
ふりがな文庫
“
御綱柏
(
ミツナガシハ
)” の例文
葛城部の伝承の主人公なる貴い女性は、採り物の一種、酒杯用の
御綱柏
(
ミツナガシハ
)
を紀伊の国にとりにおいでになつた。其間に、
後妻
(
ウハナリ
)
として
八田若郎女
(
ヤタノワキイラツメ
)
を宮廷に召された。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
仁徳天皇の皇后いはのひめの
命
(
ミコト
)
は、嫉妬深い方であるが、或時
御綱柏
(
ミツナガシハ
)
を採りに、紀の国に行かれた間に、天皇がやたのわきいらつめを宮殿に入れられた、とお聴きになり、非常に恨み怒られて
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
柏
漢検準1級
部首:⽊
9画
“御綱”で始まる語句
御綱
御綱栢