御笑留ごしょうりゅう)” の例文
此節少々快方候、しかし他出致しかね候まゝ御無礼つかまつり候。此えり麁物そぶつながら呈上(○蘭の絵ハ御苑ニアル分ヲ写させ申候)。御笑留ごしょうりゅう被下度、外粗大なる冬瓜とうがん一つ御目にかけ申候。まづ過日之御礼迄如此かくのごとく候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)