御暇被下おんいとまくださ)” の例文
大丈夫助り候由に受合申候、十八歳に成候男は土藏の戸前をうちしまひ、是迄これまではたらき候へば、私方は多町一丁目にて、此所ここよりは火元へも近く候間、宅へ參り働き度、是より御暇被下おんいとまくだされと申候て
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)