御新姐ごしんぞう)” の例文
よう御参詣じゃ——紅屋の御新姐ごしんぞう……今ほどはまた廚裡くりへお心づけ過分にござる。ああ、そのお袴の御仁(八郎を云う)、前にある黒いかめじゃがの。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)