“御寺参”の読み方と例文
旧字:御寺參
読み方割合
おてらまいり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時に御嬢さんが何と云ったかと思ったら、それだから私は御寺参おてらまいりをしておりましたと答えたそうだ。なぜ白菊を御墓へ手向たむけたのかと問い返したら、白菊が一番好きだからと云う挨拶であった。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)