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強意見
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こはいけん
ふりがな文庫
“
強意見
(
こはいけん
)” の例文
「旦那樣がいらつしやる前でした。——でも旦那樣が二階へいらしつて、
強意見
(
こはいけん
)
が始まつたので、私は入れ違ひに
階下
(
した
)
へ降りてしまひました」
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
八五郎でなくともこれは當然の
推理
(
すゐり
)
で、宵のうちに清太郎を追つて二階に行き
強意見
(
こはいけん
)
をして降りて來たといふ、主人の六右衞門が下手人でなければ、曲者は
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
どちらも惡い人間ではございませんが、喜八はあんな熊の子のやうな
醜男
(
ぶをとこ
)
の癖に、飛んだ道樂者で、二三日前にも隨分
強意見
(
こはいけん
)
をいたしました、——その道樂を
銭形平次捕物控:212 妹の扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
商人
(
あきんど
)
が
富籤
(
とみくじ
)
などを買ふのは以ての外ですが、ろくに小遣もやらなかつた私にも罪がないとは申されません。——富札まで燒いての
強意見
(
こはいけん
)
は藥が強過ぎたのです。
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「理窟ぢやない、勘だよ。
詳
(
くは
)
しく言へば三つ
鱗
(
うろこ
)
の紋と、旗本武鑑と、あの妹の萩野の顏色さ。——兄を諫め兼ねて、自分が縛られて、兄に
強意見
(
こはいけん
)
をしようと思ひ込んだ一本氣には驚いたね」
銭形平次捕物控:126 辻斬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
上役に訴へてもとまで
強意見
(
こはいけん
)
をしました。
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“強意”で始まる語句
強意