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張扇
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はりあふぎ
ふりがな文庫
“
張扇
(
はりあふぎ
)” の例文
いつも夜店の賑ふ八丁堀北島町の路地には片側に講釈の
定席
(
ぢやうせき
)
、片側には娘義太夫の定席が
向合
(
むかひあ
)
つてゐるので、
堂摺連
(
だうするれん
)
の手拍子は毎夜
張扇
(
はりあふぎ
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打交
(
うちまじは
)
る。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“張扇”の解説
張扇(はりおうぎ、はりせん)は能楽や講談、落語(上方落語)などの日本の芸能において、ものをたたいて音を立てるためにつくられた専用の扇子のことをいう。はりおうぎと読むことが多い。
(出典:Wikipedia)
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“張扇”で始まる語句
張扇子