幸子宛さちこあて)” の例文
この寄せ書きに対しては間もなく幸子宛さちこあてに返事が来、あれを繰り返し身にみてうれしく読んだこと、自分もこの間の十五夜には二階の窓からひとり月をながめていたこと、あれを読んで
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)