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帙入
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ちついれ
ふりがな文庫
“
帙入
(
ちついれ
)” の例文
帙入
(
ちついれ
)
の
書物
(
ほん
)
に記されてあった、『くぐつ、てんせい、しとう、きようだ』……この謎語の意味解ってござる! 人形の眼を指の先で、強く打てという意味なのでござる。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何の変わったところもない、
帙入
(
ちついれ
)
の書物ではあったけれど、その書物だけが奇妙にも、逆さに置かれてあるのであった。即ち裏表紙を上へ向けて、特に置かれてあるのであった。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
紅毛振の扉である。扉と向かい合った一方の壁には、巨大な書棚が据えてある。書棚には本が積んである。巻軸もあれば
帙入
(
ちついれ
)
もある。
西班牙
(
スペイン
)
文字の本もある。いずれも貴重な珍書らしい。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
帙
漢検1級
部首:⼱
8画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“帙”で始まる語句
帙
帙櫨