布団頼母子ふとんたのもし)” の例文
布団頼母子ふとんたのもしを落して、いね自身長い間の倹約の末、ようやくの思いで買いととのえた客用の新しい麻の蚊帳かやと、一組の布団を土産みやげにもたせた。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)