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已似禅家退院僧
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すでににたりぜんかたいゐんのそう
ふりがな文庫
“
已似禅家退院僧
(
すでににたりぜんかたいゐんのそう
)” の例文
趙甌北
(
てうおうぼく
)
が
呉門雑詩
(
ごもんざっし
)
に云ふ。
看尽煙花細品評
(
えんくわをみつくしてこまかにひんぴやうす
)
、
始知佳麗也虚名
(
はじめてしるかれいのまたきよめいなるを
)
、
従今不作繁華夢
(
いまよりおこさずはんくわのゆめ
)
、
消領茶煙一縷清
(
せうりやうすさえんいちるのせい
)
。又その
山塘
(
さんたう
)
の詩に云ふ。
老入歓場感易増
(
おいてくわんじやうにいればかんましやすし
)
、
煙花猶記昔遊曾
(
えんくわなほしるすせきいうのそう
)
、
酒楼旧日紅粧女
(
しゆろうきうじつこうしやうのぢよ
)
、
已似禅家退院僧
(
すでににたりぜんかたいゐんのそう
)
。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
已
漢検1級
部首:⼰
3画
似
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画