トップ
>
巨椋
>
おおくら
ふりがな文庫
“
巨椋
(
おおくら
)” の例文
巨椋
(
おおくら
)
の入江は山城久世郡の北にあり、今の
巨椋
(
おぐら
)
池である。「
射部人
(
いめびと
)
」は、鹿猟の時に、隠れ臥して弓を射るから、「伏」に
聯
(
つら
)
ねて枕詞とした。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「高山の峯のたをりに、
射部
(
いめ
)
立てて
猪鹿
(
しし
)
待つ如」(巻十三・三二七八)の例がある。一首の意は、いま
巨椋
(
おおくら
)
の入江に大きい音が聞こえている。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
椋
漢検準1級
部首:⽊
12画
“巨椋”で始まる語句
巨椋堤
巨椋池