山東菜さんとうな)” の例文
私は米を一しょうほどと、野菜屋では、玉葱たまねぎ山東菜さんとうなを少しばかり求めて、ねこの子でもかくしているかのように前掛けでくるりと巻くと、何度となく味わったこれだけあれば明日いっぱいはと云う心安さや
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)