山本鼎やまもとかなえ)” の例文
四月の始めに山本鼎やまもとかなえ氏著「油絵のスケッチ」という本を読んで急に自分も油絵がやってみたくなった。
自画像 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
海岸のKという人の貸別荘によく遊びに行ったものであるが、ある時、山本鼎やまもとかなえ君と二人で、その奥座敷で快く饗応されるままにいい気になって、海を眺め、半日の小閑を楽しんでいた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)