山月さんげつ)” の例文
骨のずいをぶるッとさせて。「——くそっ、俺としたことが」と、山門をとびだした。そして後ろを振向くと、山月さんげつが青かった。それからはもう一足跳び。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うまやの前に、組頭が来て告げた。藤吉郎は、信長の愛馬山月さんげつの腹の下から
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)