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ヤマビト
ふりがな文庫
“
山人
(
ヤマビト
)” の例文
私は山の
神人
(
カミビト
)
、即
山人
(
ヤマビト
)
なるものを、こみ入つた事ながら、説かねばならなくなりました。山守部と山部とは別の部曲です。私は、山部を山人の団体称呼と考へてゐます。
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此意味において、古代日本民族の中心となつてゐた邑落に対して、
海部
(
アマ
)
或は
山人
(
ヤマビト
)
の住みかと言ふものが、多くは指顧する事の出来る様な近い距離に、構へられる様にもなつた。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あしびきの山行きしかば、
山人
(
ヤマビト
)
の 我に得しめし山づとぞ。これ(元正天皇——同巻二十)
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
山の神に仕へる神人で、此を
山人
(
ヤマビト
)
と言ひます。
山の霜月舞:――花祭り解説――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“山人”の意味
《名詞》
山人(さんじん)
世間から離れ山中に隠棲する者。
文人などが雅号の下に使用する語。
(出典:Wiktionary)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“山人”で始まる語句
山人語