“屍山”の読み方と例文
読み方割合
しざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして! その屍山しざん血河けっかをへだてて、宿業しゅくごうにつながる二つの刀が、慕いあってすすり泣く……!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
孫権の急場を救うために、まったく隊形を失い、主将を見失っている間に、魏の李典軍の包囲下に圧縮されて、これはほとんど一人の生存者もなかったほど、ひどい屍山しざんを築いてしまった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)