尚古しょうこ)” の例文
これは確かに有益な忠告である。ただ新刊書ばかりあさるのは好くないことに相違ない。しかしながら読書における尚古しょうこ主義にもまた限界がある。
如何に読書すべきか (新字新仮名) / 三木清(著)
我々がここで語りつ考えてみようとするのは、当世にいわゆる生活改善、すなわち生活方法の計画ある変更に、はたしてどのくらいまで新し味があり、またこの時代の尚古しょうこ趣味
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)