“小雑誌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こざっし33.3%
こざつし33.3%
しょうざっし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならずその門下生をして「偉大なる暗闇くらやみ」などという論文を小雑誌こざっしに草せしめた。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
のみならず其門下生をして「偉大なる暗闇くらやみ」などと云ふ論文を小雑誌こざつしに草せしめた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「月給は御承知の通り六十円ですが、原稿料は一枚九十銭なんです。仮に一月ひとつきに五十枚書いても、僅かに五九ごっく四十五円ですね。そこへ小雑誌しょうざっしの原稿料は六十銭を上下じょうげしているんですから……」
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)