“小瓢”の読み方と例文
読み方割合
こふくべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その関所の西口から急落している石段を、今、ひとりの儒者じゅしゃふうの男、肩からひも合財袋がっさいぶくろ小瓢こふくべをさげ、その小瓢のごとく飄々乎ひょうひょうことして降りてくる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)