小夜衣草紙さよぎぬぞうし)” の例文
喜多村きたむら君の開会の挨拶についで、典山てんざん小夜衣草紙さよぎぬぞうしや、福島清君、伊勢虎いせとら君、伊藤晴雨いとうせいう君、鹿塩秋菊かしおしゅうぎく君など、数々の怪談が、次から次へと人々を喜ばせた。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
今も講談に流布する、怪談小夜衣草紙さよぎぬぞうし、同じ享保の頃だという。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)