小倉屋こくらや)” の例文
しかし泥棒はなかなか承知しなかった。今かど小倉屋こくらやという酒屋へ入って、そこで教えられて来たのだから、隠しても駄目だと云って動かなかった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから坂をった所に、間口の広い小倉屋こくらやという酒屋もあった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)