“寿春”の読み方と例文
読み方割合
じゅしゅん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして今、大江の流れに臨む寿春じゅしゅん(江西省・九江)にあって、その部下には、雄将が多かった。——それを正面の敵とする孫策の業もまたかたかなといわなければならない。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「こん夜から三日のうちに、寿春じゅしゅんを攻め陥すのだ。おこたる者は首だぞ。立ちどころに死罪だぞ!」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「吉日を待たないことです。身分も慣例も構うことではありません。四隣の国々が気づかぬまに、疾風迅雷しっぷうじんらい、ご息女のお輿を、まず袁家の寿春じゅしゅんまで、お送りしてしまうことです」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)