審美書院しんびしょいん)” の例文
審美書院しんびしょいんの自慢の木版摺もくはんずりの色でみると、千年の間土にうもれていて、今また陽光を浴びた八戒は、あざやかなしゅと黄色との着物を着て、一、二年前に描かれたような色彩のまま保存されていたのである。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)