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寡言家
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かげんか
ふりがな文庫
“
寡言家
(
かげんか
)” の例文
父はたいていむっつりしている。しかし、ふだんは
寡言家
(
かげんか
)
でも、突如として恐るべき果断家に変ずる事もある。人格は、だいたい高潔らしい。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
けれども花宵先生は、急に威張り返るとか何とか、そんな
浅墓
(
あさはか
)
な素振りは
微塵
(
みじん
)
も示さず、やっぱり
寡言家
(
かげんか
)
の越後獅子であって、塾生たちの詩歌の添削は、たいていかっぽれに一任しているのだ。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“寡言”で始まる語句
寡言
寡言多聞
寡言沈厚
寡言温容