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寠
ふりがな文庫
“寠”の読み方と例文
読み方
割合
やつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつ
(逆引き)
お粂はすっかり
寠
(
やつ
)
れていた。薬土瓶を枕元に置いて寝たきりなのである。けれど、そうしている半月余りは、さして辛くもなかった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五年変り種漁りに憂身を
寠
(
やつ
)
していたのであったが、バルセローナ州選出の上院議員ルロイ・ソレル男爵の夫人は、すでに一昨年と昨年と続けて二回も入選していた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「思ったよりは、
寠
(
やつ
)
れてもいない。なかなか
気丈
(
きじょう
)
そうな女子ですこと。——何か、お言葉をかけておやりなさい」
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寠(やつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
寠
部首:⼧
14画
“寠”のふりがなが多い著者
橘外男
吉川英治