実父上ちちうえ)” の例文
禄を捨てた浪人共と戦って、上杉家の社稷しゃしょくくつがえしても、殿には、かまわぬとお考え遊ばしますか。……しかも、すでに亡きお実父上ちちうえ御首級みしるしが、蘇生そせいでもすると思召されるのか
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)