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安邑
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あんゆう
ふりがな文庫
“
安邑
(
あんゆう
)” の例文
漢の高祖が
雲夢
(
うんぽう
)
に行幸した故智にならって、魏帝みずから
安邑
(
あんゆう
)
に遊び、司馬懿が出迎えに出るとき、そっと気色をうかがって
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
布達に依って、
司馬懿
(
しばい
)
仲達は西涼の兵馬数万を華やかに整えて、魏帝の
輦
(
くるま
)
を、
安邑
(
あんゆう
)
の地に出迎えるべく
当処
(
とうしょ
)
を立ってきた。すると誰からともなく
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何も知らない司馬懿仲達は、数万の兵を従えて
安邑
(
あんゆう
)
の町へ入ってきた。するとたちまち、鉄甲の装備も物々しく、曹休の一軍がこれを道に
阻
(
はば
)
んで
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“安邑(夏県)”の解説
夏県(か-けん)は中華人民共和国山西省南西部の運城市に位置する県。
戦国時代の強国である魏の首都安邑は夏県の北西の禹王村にあった。また北宋時代の著名な歴史家である司馬光の故郷でもある。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
邑
漢検準1級
部首:⾢
7画
“安邑”で始まる語句
安邑県