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媾曳
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あいび
ふりがな文庫
“
媾曳
(
あいび
)” の例文
闇に浮かぶ船長の大きい
朦朧
(
もうろう
)
とした姿をながめ、さらに彼があたかも
媾曳
(
あいび
)
きの約束を守る人がぼんやりと物を考えているような姿で立っているのを見たとき
世界怪談名作集:09 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
隅田川に沿った茶屋の奥の部屋で、お品と新八郎とが
媾曳
(
あいび
)
きをしていた。
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
私の叔父が叔母を追ひ出して、一家の資産を蕩尽するまでに迷ひ込んだのも柳橋の女だつた。私は十二三歳の頃、本家を勘当された叔父が、私の家でそつとその女と
媾曳
(
あいび
)
きするのをしば/\見た。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
媾
漢検1級
部首:⼥
13画
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
“媾曳”で始まる語句
媾曳宿
媾曳橋