“妖怪味”の読み方と例文
読み方割合
ようかいみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔西洋の雑誌小説で蛾のお化けの出るのを読んだことがあるが、この目玉の光には実際多少の妖怪味ようかいみといったようなものを帯びている。つまり、なんとなく非現実的な色と光があるのである。
からすうりの花と蛾 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)